名古屋にてヘリ試乗・・・レポート
平成19年9月7日(金)に名古屋にてヘリコプターの試乗をしました。
株式会社セコ・インターナショナル
機種 R44
MD600
搭乗者 3名
日本ヘリ共同運用機構 岸野康之
東日本税理士法人 森 超、岸川祐次
順序 1 MD600にて名古屋空港より新城市・東栄町上空をフライト。
2 R44にて名古屋市内観覧コース 駅上空・港までフライト。

試乗レポート・・・東日本税理士法人 森 超
ヘリコプターに乗るという、とても貴重な体験をさせて頂きました。
ヘリの飛行は、飛行機の雲を突き抜け大気を切り裂き地上のはるか上空を爆音と共に高速で突き進む・・・というものではなく、真っ白な雲を斜め上に、普段地上から高層建物を見上げる程の位置、そんな高さに迫力ある立体感を感じつつ見上げながら、そして、その雲の影を斜め下に、山頂から麓を眺める様にやや遠くに見下ろしながら、その雲と地面の間の空間をピアノ線で吊されているかの様に空中をふわふわと浮遊している・・・そんな感じのものでした。
浮遊・・・ヘリには、この言葉がまさにふさわしいと思います。
それは、私が想像していた、激しい揺れを伴いずっとその身を硬直させたまま手に汗握り、不安と恐れを胸に抱いて着陸のその時をずっと待ちわびる飛行・・・その様なものではなく、全く性質を異にしたまるで正反対の、終始安定した穏やかなものでした。
ヘリに乗っている間中、絶えず雲とその影が次々と前方からやって来ては私たちのヘリを挟むようにして流れて行き、ヘリの中から見ていたその映像は、まるでジブリ映画のシーンさながらで、世の人々が飛びたい、飛んでみたいと願った型の飛行・・・リアルに都市の、自然の風景を眺め楽しみ、自分が飛んでいると実感しながら飛ぶという理想そのもので、とても興奮させられました。
感覚を主体にしてそのまま例えて言うならば、遊園地の乗り物が繋がれている状態に我慢できず、空中めがけて飛び出してしまった様な感覚で、もっと言えば、昆虫の背に乗って空を飛ぶ・・・もしそんなことが出来たとしたら、きっとこんな感覚に違いないと思いました。
ヘリの飛行速度は、高速道路を走る車を牛蒡抜きにしているという事実を受け入れなければ、そのスピードがどれ程のものかを意識できない様に感じましたが、事実高速であり、加えて、地上より歴然として少ない交通規制の中、気流に応じて右に左に旋回し、下に張り巡らされた無数の道路を縦横無尽に飛び越えながら目的地に向かうことのできるこのヘリという交通手段は、あらゆるものの中で、緊急に、迅速に、確実に、かつ身体的精神的負担、疲労を少なく、重要人物を目的地に送り届けるのに、如何に優れた、適したものであるかということを身をもって知ることができました。
さらに、ヘリから俯瞰した名古屋の大都市図からは、これまで苦難を乗り越え発展し続けた日本経済の、人類にのみ成し得ることのできたその文明の形成の誇り高い主張を感じ、前後左右パノラマに眺望できる窓から見遣った都市の街並み、高層ビル、城、球場、緑ゆたかな山の脇から緩やかに流れる出る河川、河口、湾岸、そしてその奥に広がる大海原、そのどれもが金色の炎陽光を反射して眩い光を放ち、自然と歴史と文明の恵みを、素晴らしさを感じさせてくれました。
そして見はるかす海界は、気のせいか錯覚か、ほんのかすかに湾曲している様な気がし、今、感じているもののすべては間違いなくガイアであるのだということを私に伝えてくれ、それはとても大切なことだと深層意識に強く刻まれ、終生忘れることはないと感じました。
私は今、この先ヘリが今日体感したその利便性・有用性・安全性が世間にもっと認知され、社会で幅広く有効的に活用され、そして多くの、沢山の、様々な人々を救う一助になってくれることを願って止まない気持ちです。