北部医師会ヘリ妊婦を初搬送/南部医療センターに
北部医師会ヘリ妊婦を初搬送/南部医療センターに
2007.08.23 琉球新報
【名護】北部地区医師会は二十二日午後、名護市為又在住の妊婦を救急ヘリで南風原町新川の県立南部医療センターへ搬送したと発表した。同医師会ヘリが妊婦を搬送したのは、六月十六日の運用開始以来初めて。北部地域では県立北部病院の休診以降、出産時に合併症を伴うなど緊急性の高い妊婦は、救急車で中部病院まで搬送されており、関係者は「救急ヘリ搬送により北部地域の産科医療の迅速な対応が可能になった」と期待している。
搬送されたのは名護市為又在住の妊婦で、腹痛を訴えて一一九番通報。妊婦は危険な合併症があることから、市消防本部が緊急性が高いと判断して医師会にヘリ搬送を要請。妊婦のかかりつけ医のいる南部救急医療センターに搬送した
ヘリで妊婦32分搬送/名護→南部/救急車乗り継ぎ 時間短縮
2007.08.23沖縄タイムス
【名護】北部地区医師会(名嘉真透会長)が運用する民間救急ヘリが二十二日、初めて妊婦を搬送した。
名護市の同医師会病院から、南風原町の県立南部医療センターでの治療開始まで三十二分と、従来の救急車による陸路搬送と比べ時間が大幅に短縮した。
搬送されたのは、名護市為又に住む妊娠三十七週目の持病のある「ハイリスク妊婦」。
腹部の張りを訴えて、消防に通報した。
患者からの通報を受けた消防が、同病院にヘリ搬送を要請。自宅から救急車で同病院に運ばれ、医師が同乗したヘリで搬送した。患者のその後の容体は順調という。
同病院からヘリで中部の総合病院近くの着陸地点まで約十五分、同様に南部は約二十分で到着する。
陸路で中部まで一時間近く、南部までは約一時間半かかっていた。
同病院の小濱正博救急部長は、「県立北部病院の産婦人科再開まで、北部地域で、危険性のある産科救急にヘリが果たす役割は大きい。
救急ヘリを積極的に活用してほしい」と話している。同医師会の救急ヘリは六月から運用を開始し、今回のケースを含めて三十七件の搬送要請があった。