2007.08.10
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島内出産のリスク訴え 産科休診で勉強会/種子島
医師ら講演、認識深める
(08/09 07:07)
周産期医療の現状を学ぶ勉強会=6日、中種子町の種子島こりーな 種子島唯一の産婦人科医院が年内で休診する問題で、島内の住民グループ「種子島地区周産期医療を考える会」が6日、中種子町の種子島こりーなで周産期医療についての勉強会を開いた。医師らによる現状説明に参加者らは熱心に聞き入った。
会には女性を中心に約70人が参加。休診を表明している池田医院(西之表市)の池田速水院長(39)が「妊娠・出産またはそれを取り巻く環境の重要性」と題し講演。食生活など生活環境が変わり、出産のリスクは高まっていることなどを説明した上で、「島内出産は利便性はあるが、現在の体制では安全性は保たれない。医療体制、救急搬送体制などもう一度考えて」と訴えた。
さらに田上病院(西之表市)の高山千史麻酔科部長(50)がこれまでの島内で手がけたハイリスク出産の症例を紹介、「種子島でも危険なケースがあるという現状を知って、一人一人が問題意識を持って声を上げてほしい」と呼びかけた。
参加した西之表市の主婦鮫元ミツ子さん(64)は「現場の医師の話を聞きびっくりすることが多かった。医者がいるだけでは駄目だと勉強になった。もっと多くの人に実情を知らせてほしい」。中種子町の公務員利水恵衣さん(24)は「結婚したら島内で産みたいと考えている。若い人の出席が少ないが、もっと自分のこととして考えてくれれば」と話していた。
考える会は今後も、同趣旨の勉強会を続けていく方針。