『安房医師会病院 の ヘリポートを視察しました』 (長 隆 )
『安房医師会病院 の ヘリポートを視察しました』 (長 隆 )
病院から 100メートルくらい離れた場所・・院内保育所の隣でした・・東京から電車ですと片道2時間・・・江東区・木場のヘリポートからなら10?20分ではないかと思います・・是非通勤ヘリの導入を実現し へき地拠点病院として医師の確保に有益であると確信しました
地上 場外離着陸場
千葉県 ・2002年 供用開始
・設計施工:白幡興業 株式会社
・当社:ダウニング夜間照明工事担当
・「空から点灯」設置
(参考1)
へき地拠点病院には ヘリポートが設置されます 最近では福島県立会津統合病院(仮称) 基本計画(概要)に(平成19年3福島県病院局 )・・ヘリコプターの離発着スペースの確保が 盛り込まれています
(参考2)
ヘリが高知県・高知市で、いかなる貢献を果たしてきたか・・第1回座談会より
熊田:私も嶺北に行きましたが、車で行きますとかなり距離を感じます(約40?50分)。ヘリでも何度かいきましたが、ヘリだと一瞬(約5?10分)です。
この1年間のさまざまな経験を踏まえまして、広域のヘリ搬送システムは予想以上に円滑に運用されています。今後もお迎えに行きますので遠慮なくヘリの要請をよろしくお願いします。
澤田:私自身も遠隔地での勤務経験がありますが、救急患者さんが遠隔地で発生したとき、従来であれば救急車に同乗して医療機関まで搬送しないといけないことがほとんどでした。その場合、2?3時間の間通常業務がすべてストップしてしまい、一人診療所の場合なら残された住民は無医村、無医町になっていました
。専門医が現地のヘリポートまで迎えに来るというのであれば、へき地医療機関の先生方はヘリポートまでの搬送で済むわけで、なおかつ、その時点から専門医による治療が始まるというのは大きなメリットがあります。
先日も、大雪の翌日ということで交通が非常に渋滞していた日でしたが、ちょうど嶺北中央病院から心筋梗塞の患者さんが発生したとの連絡を受けました。救急車だと2時間以上かかるといわれていましたが、天候が良かったことも幸いしてヘリ搬送がなされ、その患者さんが無事救われたという実例がありました。ピックアップ方式
(専門医を途中で同乗させて現場に向かうシステム)は、へき地に勤務する医師のタイムロスを防ぐだけでなく、大きな安心感に繋がるものだと感じています。
深田:高知市近隣の医療機関のお立場から湯浅先生のコメントをお願いします。
湯浅:へき地に関していいますと、当院でも透析病院として安芸と室戸にサテライトの施設をもっています。透析患者さんは合併症が多く、とくに循環器系の心筋梗塞だったり、脳卒中などの脳疾患だったりします。室戸だと車で約2時間かかり、安芸だと約1時間ほどかかります。
以前は室戸から安芸、安芸から高知市と救急車をリレーして患者さんを搬送していました。急性心筋梗塞などの場合、2時間もかかると命を落とすこともあったと思われます。ヘリだと室戸から15分ほど、安芸だと5分で搬送可能ということで、患者さんの救命率も上がり、遠隔地域にとっては大きな恩恵を受けることになると思います。患者さん共々地域の皆さんもきっと喜んでいることでしょう。
市内近隣としては、救急時に循環器障害、多臓器不全、多発外傷などを救命救急センターにお願いしています。高須からの搬送の場合、救急車で葛島橋を渡るのに時間がかかるというデメリットがあります。医療センターとは地域的な便利さもあり、うまく連携してやっていただいているので、これからもよろしくお願いします。
高知医療センターになって、初めてヘリでの搬送を経験しましたが、やはり高知市内の病院で勤務していると、市内の医療しかみえなかったものが、医療センターでは高知県全体の医療を見渡せる環境にあると実感しています。とくにヘリ搬送に関しては、循環器救急の患者さんに対応するにあたって、非常に有効な点が多いと実感しています。急性心筋梗塞の患者さんに関しましては、発症から治療開始までに要する時間を60分から120分以内でと多くの学会は推奨していますが、ヘリ搬送であれば、この時間をはるかに短縮できるわけです。
また、高知県内に住むすべての患者さんが、等しく同じ治療を受けられる機会を得るようになったと考えています。この搬送システムをより発展させていき、一人でも多くの患者さんを救命しなくてはならないと思っています。