2007.04.09

『朝日新聞2007年4月8日朝刊全国版1面TOP・野沢哲也記者の署名記事 医師確保 苦肉の高給 朝日新聞が1面TOPで採り上げるほど事態が深刻ということです』(長 隆)

『朝日新聞 2007年4月8日 朝刊全国版 1面TOP 野沢哲也記者の 署名記事 医師確保 苦肉の高給
4500万 院長1人で毎晩当直  5500万 休めず 1年で退職
朝日新聞が 1面TOPで採り上げるほど事態が深刻ということです』(長 隆)

野沢記者の署名記事は常に当を得ており敬服しています。ただ 「当直」の中身について、補足します。
医師は院内に寝泊りしながら年に数日しか休日がとれずと紹介されていますが、私が夕張で当直に立ち会った経験では、『当直』ではなく『夜間勤務』が正しいと思います。到底仮眠できる状況ではありませんでした。その後3日間体調不良で仕事になりませんでした。

(参考)
『厚生労働省労働基準局は2002年3月、「医療機関における休日及び夜間勤務の適正化について」通達』

労働基準法における宿日直勤務は、夜間休日において、電話対応、火災予防などのための巡視、非常事態が発生した時の連絡などにあたることをさす。
医療機関において、労働基準法における宿日直勤務として許可される業務は、常態としてほとんど労働する必要がない業務のみであり、病室の定時巡回や少数の要注意患者の検脈、検温等の軽度または短時間の業務に限る。
夜間に十分な睡眠時間が確保されなければならない。
宿直勤務は、週1回、日直勤務は月1回を限度とすること。
宿日直勤務中に通常の労働が頻繁に行われる場合は、宿日直勤務で対応することはできず、交代制を導入するなど体制を見直す必要がある。
と通知されている。

(参考)

当直医
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
当直医(とうちょくい)とは、入院設備を持つ病院や診療所において、夜間休日に勤務し外来入院診療を行う医師の一般的名称である。

夜間勤務の場合宿直医、休日の日勤勤務の場合日直医と区別することもある。またこれらをまとめた宿日直医という表現が使われることもある。しかし、日本において、これらの「当直」「宿日直」という用語は必ずしも労働基準法で用いられる「宿日直業務」と一致しない実態がある。

日本の医療法制では、入院設備を持つ病院では医師が必ず宿直しなければならないという規定がある(医療法第16条)。各病院においては、この法律の規定などに基づき、医師が交代で宿直医・日直医として勤務し、入院患者の急変への対応や外来・救急患者の診察などの業務を行っている。

[編集] 勤務の実態
夜間・休日の医師の勤務形態としては、交代制勤務や、昼間に勤務した医師が夜まで残って当直業務を行う勤務形態が考えられる。医療関係者によると、入院施設を持つ病院の中で医師の交代制を敷く病院の数は少なく、多くの病院では日勤勤務医師が当直を行い、次の日勤勤務までを継続して行うという勤務形態が常態化している。