2008.04.21

『ガイドラインが目指す選択と集中は時代の流れであり医師不足解消と医療の質の向上に必ず大きく貢献していくであろう』

僻地といっても過言でない房総半島南端の安房・鴨川地区での成功例は改革プラン策定に大きな目標となろう。
米国医療産業の主役としてIHN(統合integrate・ヘルスケアネットワーク)がおそらく一番効率のいい医療提供体制につながると思う。
安房地区で結果が出れば、(亀田系列社会福祉法人太陽会が安房医師会病院の経営を受託し順調に再生スタートを紹介・・・千葉県県北東部例えば、旭中央病院など県9内もいくつかのIHNに分かれていくのではないか。亀田総合病院副理事長 亀田隆明氏2008年4月18日講演。

以下参考図書(2006年1月25日 読売新聞引用)

松山幸弘・河野圭子著

「医療改革と統合ヘルスケアネットワーク」
1990年代、米国で、病院、診療所、在宅ケアや民間医療保険会社などの異種医療サービスによるIHN(統合ヘルスケアネットワーク)が誕生した。
その数は、約600を数え、医療の効率化などに果たす役割は無視できないものになりつつある。こうしたIHNは今後、日本の地域医療を充実させる有効な手段になると、著者は主張する。都道府県単位の医療費適正化策を打ち出した、我が国の医療制度改革のヒントともなりそうだ。2800円(税別)。東洋経済新報社。


「医療は経済成長に貢献」
亀田総合病院副理事長 亀田隆明氏が講演
2008年04月19日 千葉日報

「医療機関と地域振興」と題して講演する亀田隆明・亀田総合病院副理事長

 千葉政経懇話会は18日、4月例会を千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で開き、亀田総合病院の亀田隆明副理事長が「医療機関と地域振興」と題して講演した。(出席者氏名は本紙2面に掲載)
 亀田氏は同病院を運営する医療法人鉄蕉会、社会福祉法人太陽会、その他の関連企業などによる亀田グループを紹介。約三千人の職員数と国内病院では全国一となる医師数を擁し、亀田メディカルセンターの経常費用だけで鴨川市の年間予算総額を上回り、同センターの人件費でも同市の一般会計予算に匹敵すると指摘。大きな経済波及効果を及ぼしていることを数字を示して説明した。
 国内の医療状況では、国が高齢化の進行による医療費削減のため医学部定員を削減してきた結果、OECD加盟の先進国30カ国の中で医師数(人口10万人当たり)が最も少なく、メキシコやトルコ並みと低迷する現状で、「世界トップレベルの医療を要望されてもできない」と嘆いた。
 一方、医療が持つ高い経済効果を主張。米国で起きた同時多発テロ以降の景気後退を短期間で終息させたけん引車は「圧倒的に医療産業だった」ことを強調。
 その米国医療産業の主役としてIHN(統合ヘルスケアネットワーク)を挙げた。IHNは病院、リハビリ施設、介護施設、在宅ケア拠点、医療保険会社など「広域医療圏で地域住民に医療サービスを提供するために必要な機能を可能な限り網羅的に有する事業体」のこと。米国には約600のIHNがあり、「経済成長のエンジンと言われている」と述べ、「県南部でわれわれ(亀田グループ)は全く同じことをしている」とした。
 さらに、「マクロ経済の視点から新規雇用創出の源としての医療費増大が、経済成長率にそのまま反映していくとの見方が日本では決定的に欠けている」と医療費削減に腐心する国の医療行政を批判。医療も社会システム全体の中で多角的に検討するよう訴えた。
 最後に「(IHNが)おそらく一番効率のいい医療提供体制につながると思う。安房地区で結果が出れば、県北東部(例えば、旭中央病院が中心)など県内もいくつかのIHNに分かれていくのではないか」と推測した。