『公立病院改革懇談会(第4回)議事概要 』
1.開催日時等
開催日時: 平成19年10月29日(金)13:30から15:30
場所:ホテルルポール麹町3 階トパーズ
出席者: 長隆座長、相澤孝夫委員、今岡輝夫委員、島崎謙治委員、和田頼知委員、久保信保局長 御園慎一郎財政制度・財務担当審議官、栄畑潤公営企業担当審議官、平嶋彰英公営企業課長、濵田省司地域企業経営企画室長 他
意見交換の概要
提示された「素案」について、各委員から意見が示された。その主なものは次のとおりである。
・ P2の「3.公立病院改革の3つの視点」において、3 つの視点を貫く理念を柱書きとして追加すべきではないか。
・ P3?4の「(1)当該病院の果たすべき役割及び一般会計負担の考え方」において、初めに繰入ありきという考え方に違和感がある。まずは独立採算を目指すべき。
・ P5の一般会計負担の表現についても、「真にやむを得ないものとしてルール化したものに限る。結果的にずるずると赤字補てんを行うことは不適切でる。」との趣旨を明確にすべき。
・ P4の経営指標に関する数値目標において、数値が一人歩きする懸念がある。例えば職員給与費比率だけを見るのではなく、委託費を合算した場合の数値もチェックするなど、複数の指標を複眼的に見る必要がある旨注記するべき。一般会計繰入後の経常収支比率の目標達成だけでなく、本業の収支を示す医業収支比率の向上が図られるべき。
・ P4の「2)公立病院として提供すべき医療機能の確保に係る指標」において、一般会計繰入金に見合う成果が上がっているかどうかを見るために、臨床データの指数も記載させるべき。例えばガン専門病院なら 年間の生存率などを明示させ、同種の病院と比較検討できるようにするとよいのではないか。
・ P4の目標数値の水準は、病院の機能別、地域別で違ってくると考えられるが、その点の言及が必要ではないか。
・ P5の「PFI方式」については、問題事例も発生しているので注意を促すべきではないか。
・ PFI方式は30年間といった超長期の契約となる上に、病院事業の場合、他のPFI事業の公園や刑務所と違い、診療報酬の改定等で収入が増減するなど複雑である。
・ P5の具体的取組の例として、未収金や未利用財産の活用等についても盛り込むべき。
・ P6の「2)経営感覚に富む人材の登用」に関連して、職員の意識改革の必要性についても盛り込むべきである。
・ P6の「5)施設整備費の抑制」に関連して、建替計画が進行中のところも改めて見直すべきである旨を言及すべきである。
・ P11の「1地方公共団体における点検・評価・公表」において、実効性確保のためにはマスコミ等を通じた公開が大事である。
・ 総務省でも必要に応じてヒアリング等により改革プランの内容をチェックする必要があるのではないか。
・ その場合全部は無理としても、例えば特に経営状況の悪い事業に絞ってチェックするといった方法は考えられるのではないか。
・ 全体を通じ、「期待される」といった婉曲的な表現が目立つが、特に意図して用いている箇所以外は、断定調の表現としてはどうか