2007.06.11

2007年7月から夕張医療センターに常勤医師2名が赴任!!

『2007年7月から常勤医師2名が赴任!!
4月1日から村上医師と慈恵医大からの応援医師1名で凌いできた、夕張医療センターに待望の常勤医師2名が着任されます。 国・北海道庁・夕張市の夕張市立総合病院の再生に関与した全ての行政担当者に改めて強い反省を求めます。』

                                      (夕張市立総合病院(元)経営アドバイザー 長 隆)

医師不足は北海道だけでなく、日本中が悲鳴を上げています。
中でも夕張市は人口12000人で、高齢化率日本一・唯一といっても良い医療機関存亡という事態は医師が全くいなくなることが誰が見ても明らかでした。
しかし行政・議会はあまりにも鈍い反応の連続でした。
夕張市 後藤市長から私と伊関准教授は指導権限を付与され、2006年8月28日再生への明確な報告書を出しました。
それから実に4月間・事実上睡眠状態でした。12月末政府首脳・北海道知事が相次いで夕張視察が始まって漸く、少しずつ動き始めたのです。
夕張市職員が前例がない再生作業に直面して、考えるだけの人が権限を持っていた事も原因です。
再生の経験豊富な私が、何度大きな声を出しても全く無視されることが多く、官僚の責任のなすりあいは目に余ることが多かったわけです。
国民の多くはわかっていただけると思いますが、今いる職場を退職して北海道に家族と赴任するにはどのくらいの準備期間が要ると思われますか?
赴任先が募集を開始して、家族と相談し現地を何回か勤務の合間をぬって訪問し、就職決めるのに先ず3月間、次に現勤務先・担当患者に迷惑をかけない様3月間、合計6月間は最低必要でしょう。
事実、村上医師の招聘も全国自治体病院協議会の小山田慧会長が陣頭指揮で、勤務先の地域医療振興協会の吉原理事長と割愛の交渉・説得などでかなりの時間がかかっています。村上医師の熱い気持ちだけでは実現しなかったのです。
医師募集は指定管理者が当然行ないますが、肝心の医療法人の設立認可がなかなかおりないのでした。
たかが、無床診療所の医療法人に5月間です。2007年2月から、漸く医師募集が開始できたのです。
本来なら2007年9月ごろでも仕方がないわけですが、フェーズワンDR.STYLEの優秀な医師招聘システムの支援があり、7月から常勤医3人体制で出発できることになりました。
自治体病院の再生にかかわる行政・議会の皆さんへ! 
夕張のように再生してくださいと村上理事長は言っていますが、行政・議会は市民の目を見て再生の仕事をしていただきたいと思います。
50年前の黒澤明監督の名画「生きる」・・公務員の責任転嫁・たらいまわしは、現在でも脈々と生き続けております。
1自治体病院の中に一人でも良い、志村喬がいれば!!医師不足は解消する・・制度が悪いのではない、官僚に国民に奉仕する精神がないところに全ての原因があります!!